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エアコンの電気代を計算しよう!
家電製品の電気代にはみんなシビア!
エアコンの購入を考える上で、電気代はかなり気になる要素ですよね。
家電製品を購入するとき、どんなに魅力的な機種でも、電気代が高いと聞くと、伸びかかっていた手が止まってしまいます。
特に、エアコンは電気の使用量が大きい家電品。ご来店いただいたお客様にも、よく「このエアコンは電気代が安いの!?」とご質問を頂くことが多々あります。やはり、皆さん思うことは同じですよね。
エアコンの寿命はメーカー設計上、約10年と言われます。
毎日エアコンを使用したとして、1ヶ月で約500円電気代が節約できれば、1年間で約6,000円もお得になります。
10年間となると、約60,000円もお得に!
約60,000円もあれば、6畳用ぐらいのエアコンがもう一台買えてしまいますね。
エアコンの電気代計算方法!
では、そんなエアコンの電気代計算方法をご紹介しましょう!あくまでも、数値上の簡易計算になりますので、ご了承ください。
はじめに、エアコンの電気代は電力量(kWh) × 単価(円/kWh)で求めることができます。
kWhなど見慣れない単位があると思うので、これから順を追って説明させていただきます!
▼今回計算に利用させて頂くエアコンはこちら▼
日本が誇る、世界的空調メーカーであるダイキンさんの製品です!
余談ですが、先日ベトナムへ出張で行った際、至るところにダイキンさんのルームエアコンや業務用エアコンが設置されていて、感動しました!さすがは世界トップシェアのダイキンさんです!
では、まず、電気代を計算する際にどこを見るか――ですが、上の画像にある赤線で囲んでいる箇所【消費電力(W)】を基に電気代を計算します!暖房と冷房で消費電力が異なりますので、注意が必要です。
まず、消費電力から【kWh】(キロワットアワー)を求めます!
kWhとは何ぞやですが、1kW(1000W)の1時間の単位(h)が組み合わさった消費電力量のことです。
電力会社さんはこのkWhを基に電気料金を設定しています。
上記ダイキンさんの商品の場合、暖房消費電力860Wなので1時間当たりの暖房消費電力量は、
860÷1000=0.86kWh となります。
3時間暖房を使用した場合、0.86×3=2.58kWhとなります。
冷房消費電力は780Wなので1時間当たりの冷房消費電力量は、
780÷1000=0.78kWh ですね。
お気づきかと思いますが、冷房と暖房で値段が違うんです!
...と言うのも、、
人が過ごしやすい温度は、夏場は温度が25~28度(湿度は45~60%)、冬場は温度が18~22度(湿度は55~65%)とされています。
冷房で快適な温度にしようとすると、外気温35度で10~7度、
暖房で快適な温度にしようとすると外気温7度で約11~15度温度の変化が必要になります。
このように、温度差が大きい=パワー(電力)が必要になるので電力差が生まれるわけなのです。
...脱線したので本筋に戻します。
電力の単価は様々ですが、ほとんどの会社3段階料金になっています。
3段階料金とは、電気の使用量に応じて3段階に分けて電気代を計算することをいいます。
- 1段料金…使用量が月間120kWh未満
- 2段料金…使用量が月間120kWh~300kWh未満
- 3段料金…使用量が月間300kWh以上
上記のような、使用電力で料金が変わっていくシステムです。
今回は、1段料金…15円/kWh 2段料金…25円/kWh 3段料金…30円/kWh
で計算してみましょう!
※電力会社の契約内容によって料金は変動します。詳しい料金は、契約されている電力会社にお問い合わせください。
電気料金を計算してみよう!
計算方法が分かったので次は料金をシュミレートしていきましょう!!
○夏の場合
熱帯夜が続いた為、1日7時間も使ってしまったとしましょう。
先ほど計算したエアコンの冷房消費電力0.78kWhなので、0.78×7=5.46kWhになります!
1段目で計算すると、
1日当たりは5.46(kWh)×15(円)=81.9(円)なので。毎日使うと1ヶ月で約2500円になります!!
ちなみに、2段目で計算すると約4100円、3段目は約5000円になります。
○冬の場合
暖冬の為使用を少し控え、朝夜で5時間使ったとします。
先ほど計算したエアコンの暖房消費電力0.86kWhなので、0.86×5=4.3kWhになります!
1段目で計算すると、
1日当たりは4.3×15=64.5円なので。毎日使うと1ヶ月で約2000円になります!!
2段目で計算すると約3,300円、3段目は約3,900円になります。
このような方法でおおまかな金額を求めることができます!
最後に
いかがだったでしょうか?
エアコンの機能がわかると、簡単に計算できるのでよろしければ1度やってみてください!