スタッフのはなし

業務用エアコン リース デメリットについて

業務用エアコンリースデメリット

業務用エアコンは高額な商品です。新品であれば、馬力数の小さいものでも最低10万円程はします。さらに、業務用エアコンの取り付け工事費用にも約10万円程の費用が必要となり、機種や台数によっては、数十万円~数百万円の業務用エアコン導入費が掛かることも稀ではありません。

「急に業務用エアコンが壊れてしまった」という場合に、そのような高額な出費は難しいですよね。

「そんな時は、業務用エアコンをリースで導入すれば、初期費用が掛からず、少額の月額費用だけで済む!」というのは、簡単ですが、必ずしも、業務用エアコンをリースで導入することがメリットしかないという訳ではありません。

そこで、今回は、業務用エアコンをリースで導入することのデメリットについて、ご紹介致します。

業務用エアコンリースデメリットその1

業務用エアコンリース審査が必要

業務用エアコンリースに限ったことではありませんが、審査が必ず必要となります。

各リース会社等の基準にもよりますが、所定の申し込み用紙に記入、郵送、FAXにて送信することで、最短、約1~2営業日程度で、審査の回答が得られます。

場合によっては、連帯保証人が必要とされます。法人でリース契約を結ぶ場合は、必ず、代表者が連帯保証人となる必要があり、また、年齢によっては、事業継続をする方に連帯保証人となって頂かなくてはなりません。

しかし、リースの場合は、審査といっても、住宅ローン契約のように、様々な資料や源泉徴収所・決算書などたくさんの書類が必要とされることは稀です。

業務用エアコンリース書類は少しだけ

実際は、専用の申し込み用紙と身分証明書のコピーの提出を求められるだけであることがほとんどです。

業務用エアコンリースデメリットその2

業務用エアコン中途解約不可

業務用エアコンリース契約の場合、一度契約すると、リース期間終了まで、中途解約をすることができません。また、リース契約可能期間は4~7年ですが、申し込み時の契約期間を途中で変更することもできません。

もし、どうしても業務用エアコンリースを中途解約されたい場合は、リース残高+中途解約金を一括で支払う必要があります。

もちろん、1年しか使用していなくても、7年契約であれば、残り6年分の支払い総額+中途解約金を支払わなければならず、当然、割高となってしまいます。

業務用エアコンリースデメリットその3

業務用エアコンリース所有権がない

業務用エアコンリース契約時は、本体の所有権はリース会社が保持しています。もちろん、リース契約満期時も所有権はリース会社が保持しているので、返却の義務があります。その際の、業務用エアコン取り外し費用なども負担する必要があります。

「リース費用を払いきったから、自分の所有物♪」とはならないので、ご注意を。

リース期間終了後は、主に、再リース契約を結ぶか、レベルアップ更新を行い、新たにリース契約をすることが大半です。

再リース契約であれば、既存の機器をそれまでのリース料率の約十分の一程度の料金で使用可能です。※リース会社の規定によって再リース料率が異なります。しかし、保険や保証は付保されません。

レベルアップ更新は、再度、同様のリース契約を結ぶことで、最新の機種に入れ替えることを指します。

また、リース会社によっては、リース期間満了時に所有権の買取をすることができる場合もあります。

「所有権がないことがデメリット」と記載致しましたが、実は、所有権がないことがメリットとなることもあります。

業務用エアコンリースメリット

業務用エアコンも資産の一部です。所有権をリース会社が保持していることで、本来、業務用エアコンに対して発生する固定資産税の支払い義務はリース会社が負担することとなります。

業務用エアコンリースデメリットその4

業務用エアコンリース割高

言わずと知れた、業務用エアコンリース最大のデメリットですね。

業務用エアコンリースは、一括購入に比べ、最終の支払い総額が割高となります。

先日【業務用エアコン リース 一括購入との差額について】という内容の記事を書かせて頂いております。記事内で、業務用エアコンを一括購入した場合とリースで購入した場合の支払い総額を記載致しておりますので、ご覧頂ければ幸いです。

なので、計算や金額差の詳細は割愛させて頂きますが、リース期間が長ければ長い程、総支払額の差は広がっていきます。

しかし、リース期間が長ければ長いほど、月々の支払い金額が少額となっていくのも事実です。

業務用エアコンのリース契約をする場合は、月々の支払額と総支払額を計算し、お客様のご都合に合わせた、契約期間をお選び頂く必要があります。

業務用エアコンリースデメリット Extra

業務用エアコンリース審査について

ここまで、業務用エアコンのリースにおけるデメリットを長々と記述させて頂きましたが、最後に少しだけ、審査時の注意点について、お話しさせて頂きます。

前述のように、業務用エアコンリースには審査が必要です。当然のことながら、誰でも、審査を通過できるという訳ではありません。

特に、お店を新規オープン開業される場合は要注意です。

「会社員をやめて、まったく未経験だけれど飲食店を始めるぞ!」という場合、業務用エアコンリースの審査は通過できない可能性が高くなります。

「新規オープンだからリース審査が通らない」というわけではありません。新規オープン・開業される場合は、それまでの経歴や経験が加味されるのです。

とはいえ、「あなたは、なにもバックボーンがないので、審査は100%通過しません」ということでもありません。

業務用エアコンリースの審査は無料でできます。なので、とりあえず業務用エアコンリースも視野の一つに入れるのであれば、審査依頼をしてみることをオススメします。

 

最後に、業務用エアコンリースにはメリットもデメリットもたくさんあります。

お客様のご都合に合った契約内容をお選び下さい。

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